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松本本町猿田家(遠州屋)文書

資料No(記号) 安筑〔5〕/5-15
巻(資料点数)7
説明(解題) 本目録に収録した松本町本町猿田家(遠州屋)文書は、長野県立歴史館が平成17年(2005)に購入したものである。
 松本町の本町は、天正10年(1582)小笠原貞慶が深志城(松本城)を回復し、城下町を整備していく中で中町、東町とともに女鳥羽川の南側に親町として作られた。特に本町は城の大手にあたる城下の中核にあたる町であった。
 猿田家は、宝永6年(1709)11月本町の土地を取得し、移り住んだと考えられる。それ以後遠州屋を名乗り荷問屋を営むとともに、19世紀の初め頃から本町の名主(肝煎)をつとめるなどした。明治以降は宿屋も営んでいたことを史料からうかがうことができる。
 本文書の作成年代は、元禄8年(1695)から昭和3年(1928)におよぶが、化政期以降の文書が大半をしめている。近世の文書は、本町の絵図面、境橋絵図面や家質証文をはじめ本町関係のものや大町の麻荷物に関わる規定など松本城下町の構造や町での商いのようすがわかる。また狂歌関係の文書、祝儀帳などもあり、町役人猿田家の生活や19世紀前半の松本城下町の文化の一端をうかがうことができるものもみられる。
 明治以降の文書は、土地関係のものと瑞松寺関係のものが多い。猿田家の菩提寺であった瑞松寺関係の文書は、廃仏毀釈によって廃寺となった寺の再興に関わるものが多く、寺の再興に関わる人びとの動きがわかる。

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