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立科町六川長三郎家文書

資料No(記号) 佐久〔2〕/2-21
説明(解題) 本目録に収録した表記文書は、長野県立歴史館が平成26(2014)年に立科町六川いく氏より寄贈を受けたもので、約1600点の史料群である。近世の塩沢新田村六川長三郎家に伝来したものである。
 塩沢村は現在の立科町東部の台地上に位置している。当初は正保2(1645)年には村高52石と生産高は高くなかった。こうした水回りが困難だった御牧原台地など小県・佐久地域では用水掘削と新田開発がすすめられている。塩沢村でも大規模な新田開発をおこなった六川家の尽力で、正保3年塩沢堰が完成すると新田経営が進展した。寛文12(1672)年には村高が662石へと飛躍的に増大している。塩沢新田は、開発者であり新田経営者である長三郎の名をとり長三郎新田と称された。平尾用水関係文書(上平尾村森泉家文書)のほか、東信地域では五郎兵衛新田関係文書、八重原新田文書、御影新田文書など引水によりめざましく開発された村や関係史料が知られている。
 本史料群の内訳は以下の通りである。近世地方文書の多くは竪帳であるが、絵図面や典籍類も含まれる。
1 観音寺新田開発関係文書(寛文~文政) 
2 長三郎新田関係文書(明和~明治) 
3 細谷新田関係文書(万治~慶応)  
4 典籍類 1
5 社寺関係文書(塩沢新田神社、蓼科神社、正明寺、疎水祭など) 
6 塩沢・長三郎新田の水番関係文書  
7 絵図
蓼科山境争論、用水見取、信濃国絵図(元禄6年 軸仕立 縦326.0 幅265.8)、長三郎新田用水絵図(承応頃、軸仕立)
8 六川家系図、神位、家訓等 
 当館には関連する史料として、佐久郡長三郎新田文書(上條信彦氏収集史料 2-28)がある。点数は少ないが、出所は同じ六川家と思われることから、別途参照願いたい。

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