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埴科郡森村近藤家文書

資料No(記号) 更埴〔7〕/7-48
説明(解題)もとは森村清水堂の近藤家に伝来した文書群で、総点数1,833を数える。近藤家は江戸時代は埴科郡森村の村役人家の系譜を継いだ家で、近代は名望家として地主経営をしている。
森村は正保期1,259石余り、天保期1,389石余りの石高で、旧更埴市域では本八幡・雨宮・矢代につぐ大村であった。支配は一貫して松代藩領である。森村は南北両組から成り立っており、各組より名主・組頭・長百姓を選出して、6人体制で村運営をおこなっている。この6人体制は森村のほか倉科・矢代・雨宮各村も同様である。松代藩では江戸時代中期以降、入札により名主が選出されていたようである。またこの6人の他に森村には「頭立」と呼ばれる村方三役の補助をする役もいる。
当該文書群の多くは、明治期の地主経営を示す小作帳簿類が多くを占める。また第2次世界大戦中の「軍人書簡類」が約200通木箱に一括して収められていた。多くは近藤文平あてのもので、戦時中の戦地と銃後の様子をうかがうことができるまとまった史料群である。
なお当館には同地区の名主中澤家の文書が一括寄贈され公開されている(7-43)。中澤家文書は近世中後期を中心としたものである。近藤家文書は近代の森地区の概要をうかがい知れるもので、両文書によって当該地域の歴史像が深まることが期待される。
 

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