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伊那郡郡関係文書 伊那郡大河原村文書

資料No(記号) 伊那〔4〕/4-18-1
説明(解題) 本目録に収録した伊那郡関係文書のうち大河原村文書は、長野県立歴史館が2008年(平成20)に購入したものである。
 大河原村は赤石山脈と伊那山地にはさまれた中央構造線の構造谷に展開する村である。天保郷帳による石高は、479石である。大河原村には、谷より赤石山脈に至る大河原山とよばれた幕府の榑木山があった。そこから割立てる榑木を上納していた。榑木の上納は後に代金納化されるが、幕末まで榑木で年貢を納める榑木成村であった。また、焼畑(切替畑)も328町歩あり、そのうち毎年105町歩が定町歩として扱われていた。大河原村は、近世初頭から幕府領であったが、最初朝日寿永預所、慶長8年以降明治維新まで千村平右衛門預所であった。
 本文書は、出所・宛所から大河原村の御館の家伝来の文書であると考えられる。文書の点数は、9点である。年代は寛延2年(1749)から明治45年(1912)におよぶが、幕末期以降のものが大半である。
 文書の内容は、焼畑関係のものが大半をしめる。特に安政5年(1858)の焼畑に関する議定書は、添絵図と合わせてみることによって幕末期の焼畑の実態を知ることができる。また、文書には御館、被官の文字も見え、焼畑に関わる御館と被官の関係も知ることができる。

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