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中部高地の土偶展 「イチ押し土偶」投票実施中!!あなたの一票お待ちしております(^^)/

お知らせ

長野県立歴史館25周年特別企画土偶展「中部高地の土偶~暮らしに寄り添う小さな女神~」がスタートし、多くのお客様で賑わっております。長野県・山梨県を中心に新潟県の土偶も含め、200点以上の土偶が一堂に展示されている様子は圧巻です!!そして、企画展内の個性豊かな全ての土偶たちを写真撮影できるということで、土偶ファンの皆様に様々な角度からたくさんシャッターを切っていただき、土偶たちもうれしそうです(*^_^*)また、土偶ナンバー1を決定する「私のイチ押し土偶」投票も実施していますので、ご来館いただいた際には、「あなた」の心に寄り添う女神に一票をお入れください!

11月30日現在の順位は以下のとおりです(^^)/
第1位 「チビーナス」(北杜市諏訪原遺跡)
第2位 「ポーズをとる土偶」(岡谷市花上寺遺跡)
第3位 「子宝の女神ラヴィ」(南アルプス市鋳物師屋遺跡)
第4位 「バンザイ形土偶」(富士見町坂上遺跡)
第5位 「髪飾・耳飾をつけた土偶」(宮田村中越遺跡)

中部高地の土偶展 「イチ押し土偶」投票実施中!!あなたの一票お待ちしております(^^)/
「イチ押し土偶」投票
[ 2019-12-06 ]

古文書公開日記23-宮坂武男城郭研究資料の公開- 

お知らせ

 2016(平成28)年に宮坂武男氏により寄贈された城郭研究資料がこのたび3年の整理期間を経て公開されました。総点数は2万点を超えます。
 長野県は山国です。中世の山城は各市町村にかならず一つはある文化遺産です。宮坂武男氏は長年県内の小学校に勤務されるかたわら、40代頃から約半世紀にわたり県内全城郭を踏査されました。調査のためのノートには一つ一つの山城について詳細な情報が記されています。その土地の歴史や地名の由来などがびっしり詰まっています。縄張図という城郭の機能を平面図に落として図化したものや立体図も作成していますが、もっとも特徴的なのは、宮坂氏が美術教師だったという特性を生かした色彩図だと思います。縄張図や立体図をもとに、あたかも上空から鳥の目で広く見た「鳥瞰図」を完成させています。これにより、点で表されている山城が、城郭の山の尾根から谷まで、群という連続した構造物としてみる山城を全県にわたって調査をおこなったのは、宮坂氏以外にはいません。これにより信濃の山城研究を飛躍的に発展したといいます。何より、地域の一般市民にとって文化遺産を身近に感じることへの宮坂氏の功績は大でしょう。
 1人の研究者が自ら踏査して県内すべて、そして隣県まで広げた城郭図を完成させた空前絶後の偉業です。
 水彩画は脆弱なため公開は制限していますが、今年度末には宮坂氏の描いた城郭鳥瞰図をホームページ上にアップする予定ですのでお待ち下さい。

古文書公開日記23-宮坂武男城郭研究資料の公開- 
水彩画の一例(塩崎城)
[ 2019-11-27 ]

国宝土偶展、ご観覧者総数15,041人!!ありがとうございました!「中部高地の土偶展」は11月23日より!ご期待ください(*^_^*)

お知らせ

国宝土偶展ですが、16日間で15,041人ものお客様にご来館をいただき、大盛況のうちに幕を閉じました。この地に集結していた国宝土偶たちも多くの皆様に惜しまれながら、それぞれの地へ旅立っていきました(T_T)しかし、歴史館職員は淋しがっている暇もなく、来週23日(土・祝)からの開館25周年記念特別企画土偶展の後期「中部高地の土偶~暮らしに寄り添う小さな女神~」の展示準備に慌ただしく動き回っております。すでに長野、山梨、新潟の各県から、大小様々な形、豊かな表情の土偶が200点以上集結し、お客様に見ていただく日を心待ちにしています。重要文化財や県宝も多数展示!お楽しみに!

国宝土偶展、ご観覧者総数15,041人!!ありがとうございました!「中部高地の土偶展」は11月23日より!ご期待ください(*^_^*)
バンザイ形土偶(富士見町坂上遺跡 井戸尻考古館蔵 重要文化財)
[ 2019-11-13 ]

国宝土偶展ご観覧者数1万人突破!!会期は10日(日)まで。お急ぎください!

お知らせ

 長野県立歴史館開館25周年特別企画土偶展「国宝土偶~縄文文化の多様な個性~」は連日多くのお客様で賑わっております。来館されたお客様はなんと・・・1万人を突破しました!!ありがとうございます(*^_^*)国宝土偶5体と長野県立歴史館で会うことができるのも、残り数日です。まだご来館いただいていないお客様、もう一度見たいというお客様、お急ぎください。
 また、9日(土)には、長野県の誇る国宝土偶の2体「縄文のビーナス」と「仮面の女神」を掘った尖石縄文考古館館長の守矢昌文氏の講演会があります。(講演は13:30からで11:00より整理券を先着220名様に配布します。)きっとすばらしいお話をお聞きすることができることでしょう。皆様のご来館お待ちしております!

国宝土偶展ご観覧者数1万人突破!!会期は10日(日)まで。お急ぎください!
全ての国宝土偶と会える!
[ 2019-11-07 ]

国宝土偶5箇全て集合!土偶展大好評開催中!

お知らせ

長野県立歴史館開館25周年特別企画土偶展「国宝土偶~縄文文化の多様な個性~」、大好評開催中です。国宝土偶5箇が一堂に会する展覧会は国内2例目、地方では初ということで、多くのお客様にご来館いただいております。お客様からは、「まさか、長野で国宝土偶5つ全てが見られるなんて!感激です!」「こんなに間近でじっくりと国宝土偶を見られるとは思いませんでした。最高の展示ですね」といったお言葉をいただいております。ありがとうございます。忙しい国宝土偶達が長野県立歴史館にいてくれるのも残り10日ほどです。この機会にぜひ国宝土偶とご対面ください!お待ちしています!

国宝土偶5箇全て集合!土偶展大好評開催中!
大人気の国宝土偶たちです!
[ 2019-10-31 ]

いよいよ開館25周年記念特別企画土偶展「国宝土偶」が始まります!

お知らせ

 26日(土)から11月10日(日)までの日程でいよいよ当館開館25周年記念企画展のメインである「国宝土偶」展が開幕します。国宝土偶5箇全てが一堂に集まるのは、日本では2例目です。ぜひ、この機会をお見逃しなく!写真では絶対にわからない国宝土偶の圧倒的な存在感を身近に感じてください(^_^)
 また、本館常設展示室でも特別企画として「原始・古代のヒトガタ」館蔵品展を開催中です。縄文時代のミニチュア土偶、仮面土偶、弥生時代の人形や顔面付きの土器など、世にも珍しい品々111点を特別に多数展示中です!国宝土偶展観覧券で常設展示も観覧できます。こちらもぜひご覧下さい!

いよいよ開館25周年記念特別企画土偶展「国宝土偶」が始まります!
「原始・古代のヒトガタ」展 常設展示室で開催中!
いよいよ開館25周年記念特別企画土偶展「国宝土偶」が始まります!
人形土器と人面付土器
[ 2019-10-25 ]

秋季企画展「戦国 小笠原三代」4 -開運を呼ぶ摩利支天(まりしてん)-

お知らせ

信濃小笠原氏のはじまりは南北朝時代、信濃守護となった小笠原貞宗といえます。とくに小笠原氏は飯田伊賀良荘に拠点を持ちました。ゆかりの寺院が開善寺です。開基は清拙正澄、中国の元出身の禅僧です。正澄の法統は大鑑派とよばれ、禅宗寺院の厳しい修行が特徴の一派を形成しています。この正澄が中国から渡海する際に、袈裟に包んでお運びし安置したのが摩利支天です。摩利支天は太陽の化身で、陽炎のごとく隠密・疾行する仏教の守護神です。したがって武士の信仰をあつめました。今回は開善寺の摩利支天(南北朝時代以降の作)を展示しています。7頭のイノシシに乗った姿をよくご鑑賞ください。
 今回はオリジナルグッズとして、イノシシのおみくじを制作しました。摩利支天を運ぶ神の使いであるイノシシ。今年の干支でもあります。300円です。ぜひ開運・勝利のイノシシをお土産にいかがでしょうか。(村石正行)

秋季企画展「戦国 小笠原三代」4 -開運を呼ぶ摩利支天(まりしてん)-
摩利支天(開善寺蔵)
[ 2019-09-18 ]

博物館実習生、ブログに挑戦!

お知らせ

9月4日(水)~9月14日(土)の期間、当館で6名の博物館実習生が実習をしています。大学はみなさん県外ですが、全員長野県出身または現住所が長野県にあり、地元での博物館実習の場としてこの長野県立歴史館を選んでくれました。ありがとうございます。学芸員による展示解説の見学、史資料の保存処理実習、イベント体験、そして現在開催中の開館25周年企画展「戦国 小笠原三代」の展示実習等、実習内容は多岐にわたっています。疲れもたまってくることかと思いますが、それを感じさせないはつらつとしたパワーで元気に実習をしていて、こちらも元気をもらっています。さて、今回は実習生のブログ体験実習ということで、お気に入りの常設展示資料紹介ブログを作成しました。ぜひ、ご覧いただき、実際の展示をお楽しみください。

博物館実習生、ブログに挑戦!
ブログ作成中
博物館実習生、ブログに挑戦!
展示解説演習
[ 2019-09-12 ]

博物館実習生 ブログに挑戦 その1 「ナウマン君絶好調!」

お知らせ

昨年首の手術が無事に成功したナウマン君。首の経過も良好で、以前にも増して元気に皆様をお迎えしています!元気いっぱいのナウマン君に会いに、是非当館までお越しください。※ナウマン君は正式呼称ではありません。みなさん、親しみをこめて呼び方を考えてかわいがってください。(関川侑生)

博物館実習生 ブログに挑戦 その1 「ナウマン君絶好調!」
博物館実習生 ブログに挑戦 その1 「ナウマン君絶好調!」
[ 2019-09-12 ]

博物館実習生 ブログに挑戦 その2 「土偶に会いにいこう!」

お知らせ

常設展示室縄文ムラでは長野県内で出土した土偶を展示しています。それらの土偶は豊穣や無病息災、安産などを祈願してつくられたと考えられています。土偶と聞くと縄文のヴィーナスや仮面の女神を想像される方が多いと思いますが、常設展示室に展示されている土偶は頭だけのものや体の一部分が欠けているものがほとんどです。なぜでしょうか?偶然壊れてしまったものもあるかもしれませんが、何らかの理由で意図的に破壊したと考えられています。県立歴史館では、10/26(土)~11/10(日)に国宝に指定されている県内外の土偶5点を集めた国宝土偶展が開催されます。先述した縄文のヴィーナスと仮面の女神も展示します。5点の土偶の違いやどんな願いをこめて作ったものか思いを馳せつつ、じっくりと見ていただきたいと思います。(風間葵衣)

博物館実習生 ブログに挑戦 その2 「土偶に会いにいこう!」
博物館実習生 ブログに挑戦 その2 「土偶に会いにいこう!」
[ 2019-09-12 ]

博物館実習生 ブログに挑戦 その3 「初公開資料展示中です」

お知らせ

絶賛公開中の企画展「戦国小笠原三代」に合わせ、中世コーナーの展示替えを致しました。なんと!!唐津小笠原文書「高師直奉書」「小笠原系図 異系」を初公開中です!ぜひ、企画展とあわせてご覧ください。(寺島めぐみ)

博物館実習生 ブログに挑戦 その3 「初公開資料展示中です」
[ 2019-09-12 ]

博物館実習生 ブログに挑戦 その4 「ちょっと豆ちしき「鮭」」

お知らせ

こんにちは!僕は鮭!善光寺の門前にあるお店にいるよ!
実は僕達鮭は海で運命の人を見つけて川に戻り、子どもを産むんだ!
だから、平安時代以前から長野県の千曲川では僕達が特産物として扱われていたんだよ。
でも…ダムが出来た事で、僕達は川へも海へも行けなくなってしまったんだ…。
でもねっ!最近、地域の人達のおかげでまた長野県に帰って来れるようになったんだ!!
また、みんなに会いに行くよっ!!(米村 萌)

博物館実習生 ブログに挑戦 その4 「ちょっと豆ちしき「鮭」」
[ 2019-09-12 ]

博物館実習生 ブログに挑戦 その5 「見て、ふれて、体験する江戸時代 ~農家編~」

お知らせ

江戸時代の農民はどのような暮らしをしていたのでしょう?
長野県立歴史館には、飯綱町にあった中規模農家を移築したものがあり、江戸時代前期の生活を体験することができます。また、現在は、戸倉の酒造の展示も行っているので、この機会に是非当館に足を運んでみて下さい。(村岡直樹)

博物館実習生 ブログに挑戦 その5 「見て、ふれて、体験する江戸時代 ~農家編~」
博物館実習生 ブログに挑戦 その5 「見て、ふれて、体験する江戸時代 ~農家編~」
[ 2019-09-12 ]

博物館実習生 ブログに挑戦 その6 「生き生きと浮かびあがる明治時代の養蚕」

お知らせ

長野県でも養蚕は江戸時代から行われていましたが、特に明治時代から盛んになっていきます。60年ほど前までは多くの農家で飼われていた蚕。養蚕は農家にとって、とても貴重な現金収入源となっていました。「お蚕さま」と呼ばれ、大切に育てられた蚕。蚕とはどんな虫なのでしょうか?どのように飼われたのでしょうか?明治25年に松本市の宝輪寺に奉納された大きな養蚕絵馬から、当時の活気ある養蚕のようすをみることができます。(松田貴子)

博物館実習生 ブログに挑戦 その6 「生き生きと浮かびあがる明治時代の養蚕」
[ 2019-09-12 ]

開館25周年記念秋季企画展「戦国 小笠原三代」オープニングセレモニー

お知らせ

 6日(金)に開館25周年記念秋季企画展「戦国 小笠原三代」オープニングセレモニーが開催されました。太田副知事をはじめとして多くの来賓の方々、ボランティア、古文書愛好会、報道の皆様にご来館いただき、盛大なセレモニーとなりました。テープカット後の内覧会では、国宝7点、重要文化財3点を含む多くの貴重な資料を前に興奮気味の笹本館長が解説を行いました。「小笠原氏」が関わった「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」といった天下人とのやり取りを示す史料に顔を近づけ、じっくりと見つめる参加者の皆様の姿もありました。
 開館25周年記念秋季企画展「戦国小笠原三代」は10月14日(月・祝)までですが、期間の前半しか展示していない史料もあります。ぜひ、ご家族、ご近所お誘いの上、お早めにご来館ください。お待ちしております(^^)/

開館25周年記念秋季企画展「戦国 小笠原三代」オープニングセレモニー
テープカット
開館25周年記念秋季企画展「戦国 小笠原三代」オープニングセレモニー
内覧会の様子
[ 2019-09-10 ]

秋季企画展「戦国 小笠原三代」2 -いよいよ開幕-

お知らせ

 9月7日(土)より開館25周年秋季企画展「戦国 小笠原三代」展が始まりました。展示作品数103点、国宝7点・重要文化財3点ほか県宝・市町村指定文化財も多く展示しています。北は山形県酒田市、南は九州唐津と、借用した先は全国に点在しています。それだけ小笠原氏の活動が全国に渡っていたことがうかがえます。今後随時名品をご紹介していきます。
 なお、今回の企画展のナビゲーターは飯山の外様村出身・栗岩英治先生(1878~1946)です。1929(昭和4)年に信濃史料の刊行のための主任編纂委員に任命され、県内はおろか全国各地の史料を収集した御仁です。栗岩先生は長野県史は読み物中心ではなく、根本史料をまず網羅した史料集を刊行し、これをもとに正確な歴史叙述をすべき、という主張を県当局におこないました。その結果、『信濃史料』という全国地方史の金字塔と呼ばれる史料集が刊行される基礎となりました。今回展示する史料のなかにも、小笠原文書をはじめ栗岩先生によって調査されたものも何点もあります。いわば長野県の歴史研究の根っこにいるのが栗岩英治先生といえるでしょう。今回の企画展のナビにはうってつけです。お待ちしています。(村石正行)
 

秋季企画展「戦国 小笠原三代」2 -いよいよ開幕-
企画展ナビゲーター栗岩英冶先生
秋季企画展「戦国 小笠原三代」2 -いよいよ開幕-
図録「戦国小笠原三代」1,000円
[ 2019-09-07 ]

開館25周年記念 秋季企画展 記念講演会について

お知らせ

令和元年度秋季企画展 講演会 
  講師 本郷和人氏(東京大学史料編纂所教授)講演会
 
  日時 10月13日(日)午後1時半~3時
  定員 先着220名 
  なお、当日午前11時より整理券(1枚につき1名)を配布します。
  (※「催し物案内 2019年前期」では10月12日(土)となっていますが、すでにお知らせの通り日にちが上記に変更になっています。ご注意ください)

[ 2019-08-20 ]

秋季企画展「戦国 小笠原三代」2 -動画配信-

お知らせ

 開館25周年秋季企画展「戦国 小笠原三代」展の動画を配信しました。企画展案内のページにとんでいただきご覧ください。45秒ですが気合いを入れて作っていただきました。8月になり担当者は全国各地に借用に出かけています。県内初公開のものや、これまで知られていなかったものも少なくありません。戦国時代の小笠原氏を扱う企画展は全国初です。ぜひお出かけください。(村石正行)

https://www.youtube.com/watch?v=exdlRGtLx-U

[ 2019-08-06 ]

古文書公開日記22-五伍の法則-

お知らせ

 明治7(1874)年筑摩県から各村の戸長を通じて県民に1つの法令が出されました。その定書の名は「五伍法則」。今回は筑摩郡の東川手村の旧家の文書を整理していたときにでてきました。あまり知られていない法令ですので紹介したいと思います。
「五伍」とは聞き慣れない言葉です。「士族・神官・僧侶・平民の別なく市街村落とも戸籍番号に関せず最寄五戸を以て組合せ内一人頭を立べし」とあり江戸時代の相互協力組織である五人組制度を維新において明治期にも踏襲していたことがうかがえます。つまり五は「五人組」、伍は「相互に」といった意味でしょう。五人のなかから「伍長」をたてたということもうかがえます。明治初期の行政制度がどのようなものであったかが分かりますので、まず前文をみてみましょう。「それ人は万物の靈にして、天地の間に生を禀(さず)くるもの、人より尊きはなし。皇国の民として御維新の明時に會し、万民御撫育の難り有き御意趣を弁知せずんば有るべからず。その御恩沢をも弁知せず父子夫妻兄弟のなんたる事、倫理の道をも知らずして徒に一生を過るは人間と生たる甲斐なき事ならずや。人の禽獣に異なる所以は五倫五常の道備り節義を行ふの心ある故を以てなり」とあります。人間が人間たる所以は「皇国の民」であることにあるとします。そのつとめとして五倫五常の道を会得することが大切だと述べます。さらに明治維新により万民を天皇が撫育(慈しみ育てること)する政治をおこなうということが示され、これが万民平等の原則であるとしているのです。明治維新の道徳規範がそのまま示されているといえます。
 本文は35か条の法文が記されます。公納遵守・遊興の届け出・故郷脱出の戒めなどの条文も江戸時代のものと大同小異です。明治初期の村の自治の様子がうかがえる貴重な史料です。このほか長野師範学校2代目校長浅岡一の民撰議院設立の建白もみつかりました。

古文書公開日記22-五伍の法則-
五伍之法則
[ 2019-07-19 ]

開館25周年記念オープニングセレモニー

お知らせ

6日(土)から開館25周年記念 収蔵品展「長野県立歴史館の名品」が開催され、多くのお客様に名品を楽しんでいただいております。初日のギャラリートークも大盛況でした。これに先立ち5日(金)には25周年オープニングセレモニーを盛大に行い、歴史館を支えていただいている来賓やボランティアの方においでいただきました。また、主催者側である県からは阿部県知事、原山教育長が出席しました。笹本正治館長からは「この25周年は出発点」という話もありましたが、この開館25周年記念企画展を県民の皆様に大いに楽しんでいただきながら、ますます皆様の期待に応えられる歴史館として発展できるように職員一丸となって努力をしていきます!
開館25周年企画展については現在開催中の収蔵品展「長野県立歴史館の名品」のあとは、秋期企画展「戦国小笠原三代」、そして大注目の国宝土偶5体が集まる特別企画展「国宝土偶展」と続きます。ご期待ください。

開館25周年記念オープニングセレモニー
[ 2019-07-10 ]

秋季企画展「戦国 小笠原三代」1 ーお知らせ-

お知らせ

 9月7日(土)より開館25周年秋季企画展「戦国 小笠原三代」展を開催いたします。このブログでは、この企画展の広報を兼ねて、企画展担当者がお知らせや見所などを随時更新していきますのでよろしくお願いいたします。
 歴史館では久しぶりの戦国企画です。お楽しみに。(村石正行)

[ 2019-07-09 ]

古文書公開日記21-古文書講座始まりました-

お知らせ

 古文書講座が始まりました。いずれも50名の定員いっぱい、もしくはほぼ満席の状態です。200名もの方にご参加いただきます。
 さて、わたしの初回の講座は土地証文を扱いました。土地証文は、売り券や質地証文、貸借状などをさします。
 有名人や武将の書状など血湧き肉躍る内容に比べると、一見すると単調な史料ですよね。しかし、なけなしの土地を売るのですから、売り主はかなりの覚悟が必要です。買い手や貸し主も、特約条項をつけて、違乱を防止するということに必死になります。
 売り券の文言には「売渡申すこと在地明白なり」ということばがよく出てきます。売買の事実は、「在地」(簡単に言えば当事者の属しているコミュニティ)の人びとにとって「明白」である、というのです。「明白」は「あきらめもうす」と読みます。つまり、この売買は地域の皆が知っていることである、もし何か第三者が異議を申し立てても、「在地」が証人となって「事の実否をあきらかにする」という意味でもあります。ここから、中世の土地売買が、地域社会の「公証」によってなりたっていることがうかがえます。なお1枚目の写真は戦国時代の古文書。酬恩庵という、大徳寺の塔頭に対する「売り券」です。売り券なのに実際は5年間の質契約で、年紀のうちに貸借物を返済すれば、担保となる土地が返還され、5カ年を過ぎれば、酬恩庵に土地が流れる、というものです。中世は質と売買がまだ未分化であったことが解りますね。
 これ以外にも、江戸時代のなかばの筑摩郡潮沢村の文書にも、中世特有の「徳政・如何様之田地返候とも」契約を破棄してはならない、という文言が見えたりします。徳政はいうまでもなく、貸借関係を破棄する中世独特の法慣習です。近世文書の中に残る中世のことばを見るのも興味深いです(2枚目写真)。
 こうやってみると、単なる証文でも、時代の特徴や連続性がみえてきます。古文書学習は、文字を読みだけでなく、ちょっとした深みにはまることも大切だと感じました。

古文書公開日記21-古文書講座始まりました-
1枚目
古文書公開日記21-古文書講座始まりました-
2枚目
[ 2019-06-19 ]

古文書公開日記20-文化財功労者表彰-

お知らせ

 古文書愛好会という、当館の古文書を整理して目録をとっている有志の活動サークル(60名)、さる5月15日、長野県文化財保護協会より、功労者表彰をされました。古文書が三度の飯より好きだ、というかたたちの熱意とボランティア精神で20年近くの活動があります。目録とりは根気が要ります。しかし、古文書を開くたびに、書き手が何を訴えているのか、古文書を通じて江戸人と対話するつもりで楽しく読んでいます、とある会員は語ります。整理された文書のなかから面白いものをとりあげて、自主的に班ごとに読み合わせます。素晴らしい学びの場と思います。さらに、写真にもあげましたが、日記や名主書留など、まとまった冊子ものは、一年かけて読み込み、翻刻をして手弁当で刊行します。こうした地道な活動を通じて、文化財への関心がさらに広がってもらえればと感じます。
 会員を募集しています。ご関心のある方、ぜひ一緒に学び合いましょう。

古文書公開日記20-文化財功労者表彰-
古文書公開日記20-文化財功労者表彰-
[ 2019-05-29 ]

「新たな時代にはばたく信州」当館編(「信州を学ぶ」シリーズ第3弾)の発刊のご案内

お知らせ

長野県立歴史館では、「信州を学ぶ」シリーズ第3弾・未来を創る編として、『新たな時代にはばたく信州』を発刊しました。
 「山里のくらしは語る」「河童のつぶやき」「鉄道で新たな夢を運ぶ」「祭りを受け継ぐ誇りと気概」など信州の歴史をさまざまな角度から掘り下げ、信州のより良い未来を築くためのヒントがたくさんつまった1冊です。
 当館ミュージアムショップでは、5月18日(土)から発売をしています。なお、シリーズ第1弾・足元を探る編『日常生活からひもとく信州』及び第2弾・視野を育てる編『広い世界とつながる信州』も好評発売中です。
 どうぞお買い求めください。

●編著者:長野県立歴史館
●出版社:信濃毎日新聞社出版部
●種 類:単行本(ソフトカバー)
●頁 数:292ページ
●定 価:1400円+税(当館ミュージアムショップで購入される場合は消費税はかかりません)

「新たな時代にはばたく信州」当館編(「信州を学ぶ」シリーズ第3弾)の発刊のご案内
「新たな時代にはばたく信州」
[ 2019-05-18 ]

仮面で遊び、北村遺跡の仮面土偶のホンモノ見よう

お知らせ

 開催中の「長野県の考古学」展(6月23日(日)まで)にあわせ、企画展示室前に“北村ひかるちゃん”の手持ち用仮面を置きました。顔に当ててみたり、自分の顔の横にかかげてみたり、自由なポーズで写真を撮ってみてください。
 北村ひかるちゃんは、安曇野市明科光(ひかる)地籍にある北村(きたむら)遺跡から出土した縄文時代後期(約4,000年前)の仮面土偶がモデルです。この遺跡は犀川の河岸段丘上にあり、長野自動車道明科トンネルの坑口附近の工事に先だって、調査がおこなわれました。縄文時代後期のムラの跡で、墓域からは300体を超える人骨が発見されました。これらの骨や歯を調べたところ、山あいに住む縄文人の下半身が丈夫なことや、当時の平均年齢を超える40~60歳代の人が多いことなどがわかりました。また、骨の成分分析ではクリやドングリ、イノシシなどを主に食べていたことなどがわかりました。
 現在、常設展示室では、北村遺跡で発見された人骨や仮面土偶などがみなさまをお出迎えしております。茅野市中ッ原遺跡出土の国宝「仮面の女神」(レプリカ)と並んで展示していますので、地域ごとの仮面(顔)の違いを比べてみてください。
 また、当館では今秋~冬、開館25周年記念特別企画「土偶展」を開催します。常設展示室でも、館蔵土偶を大々的に展示する予定です。ご期待下さい。
 
土偶展「国宝土偶~縄文文化の多様な個性」 10月26日(土)~11月10日(日)
   「中部高地の土偶~暮らしに寄り添う小さな女神~」11月23日(土)~2月2日(日)

仮面で遊び、北村遺跡の仮面土偶のホンモノ見よう
北村ひかるちゃん
仮面で遊び、北村遺跡の仮面土偶のホンモノ見よう
北村遺跡出土の仮面土偶
[ 2019-05-15 ]

歴史館でこどもの日、大盛況でした!ありがとうございました!

お知らせ

 5月5日(日)は「歴史館でこどもの日」を実施しました。開館直後から、多くの親子連れのお客様に来ていただき、イベントを楽しんでいただきました。勾玉づくりでは、最後まできれいに仕上げようと粘り強く取り組んでいるこどもたち・・・、その姿は勾玉以上に光り輝いていましたね。また、縄文人になって写真をとったり、土器や土偶などの絵を描いてオリジナルプラ板づくりをしたりとそれぞれのご家族で様々な楽しみ方を見つけて、イベントに参加をしていただいているようでした。さらに、普段は非公開のバックヤード探検では、本物の土器や石器をさわったり、3500年前の縄文人の骨と対面したりして、大人も子どももドッキドキでした。
 こどもの日の1日を通して、475人ものお客様にご来館をいただき、大盛況でした。ありがとうございました。今年の8月4日(日)には、「歴史館で夏休み」のイベントを開催します。こちらの方もご家族、ご近所お誘いの上、ご参加ください。多くのお客様のご来館をお待ちしております。

歴史館でこどもの日、大盛況でした!ありがとうございました!
勾玉づくり
歴史館でこどもの日、大盛況でした!ありがとうございました!
バックヤード探検
[ 2019-05-10 ]

ようこそ歴史館へ!!~学校見学が始まりました~

お知らせ

今年度の学校見学が始まりました。今年度も県内外の多くの学校から見学の予約をいただいております。見学初日は県内4校の小学生が企画展や常設展、バックヤードの見学を楽しんでいってくれました。普段入ることのできないバックヤードでは、学芸員が「これから縄文土器、弥生土器を実際にもってもらうからね。」と伝えると、子どもたちは「えっ!いいの?」とびっくりしながらも、本物の土器を触り、興奮した様子で感じたことを友達同士で話し合っていました。展示室でも解説に真剣に耳を傾け、自由見学の時間はそれぞれが興味をもった場所に我先にと向かい、瞳をキラキラさせながら見学や体験を楽しんでいました。学校見学でさらに歴史に興味をもっていただいたみなさん、ぜひ土・日・祝日にはご家族で当館にご来館下さい。お待ちしています!5月5日(祝)は「歴史館でこどもの日」イベントもありますよ。

ようこそ歴史館へ!!~学校見学が始まりました~
ナウマンゾウの前で
ようこそ歴史館へ!!~学校見学が始まりました~
バックヤード見学
[ 2019-04-18 ]

古文書公開日記19-紙でできた死装束-

お知らせ

新年度になりました。といっても、業務が変わることなく、古文書整理は淡々と進みます。淡々としたなかにも、珍しいものや重要な史料が見つかると面白くなります。誰かにこんな史料があったと伝える場が、このブログ「古文書公開日記」です。引き続きよろしくお願いします。
 埴科郡森村の名主中澤家文書を整理中です。かつてこのブログでも江戸時代の似顔絵を紹介したことがあります。さて、今回は、江戸時代の紙で作られた「死装束」がでてきました。背中には弘法大師を配し、その周囲に梵字で記された真言(マントラ)がびっしりと印刷されています。いわゆる「経帷子(きょうかたびら)」というものです。死者を西方浄土へと送り届けるために着したものです。本来なら死者とともに土葬されたはずですので、何らかの理由で使用されなかったのでしょうか。現代の告別の場でも、印刷された経帷子を死者とともに棺に納める風習は残っていると思います。楮の紙でできた江戸時代の経帷子は初めてお目にかかりました。
 私たちが出くわすのはたんなる手紙だけではありません。今回のように文字を通して死後の安穏を込めた一枚の浄衣も庶民の信仰のありようを知る貴重な資料となるのです。

古文書公開日記19-紙でできた死装束-
経帷子
古文書公開日記19-紙でできた死装束-
弘法大師
[ 2019-04-16 ]

来館記念スタンプが新しくなりました。

お知らせ

当館を訪れる子どもたちに大人気の「来館記念スタンプ」が新しくなりました。デザインも一新し、一挙に5種類のスタンプが登場です。トロフィー型土器やナウマン象、川中島合戦図屏風など当館が展示・所蔵する各時代を代表する品々をモチーフにしたオリジナルスタンプです。
スタンプ用の台紙も用意してありますので、お越しの際にはぜひお試しください。お待ちしております。

来館記念スタンプが新しくなりました。
来館記念スタンプが新しくなりました。
[ 2019-03-04 ]

【特別公開】新史料 足利尊氏自筆の書状 3/2(土)、3/3(日)

お知らせ

当館では、足利尊氏自筆の書状を新たに収蔵しました。内容は、尊氏が小笠原政宗を信濃守護に任命するもので、これまで知られていなかった史料です。つきましては、以下のように特別公開を行いますのでぜひお越しください。

1 期日   平成31年3月2日(土)、3日(日)
2 場所   県立歴史館常設展示 中世のコーナー
3 その他  観覧には、常設展観覧料が必要です。 

【特別公開】新史料 足利尊氏自筆の書状 3/2(土)、3/3(日)
足利尊氏自筆書状
【特別公開】新史料 足利尊氏自筆の書状 3/2(土)、3/3(日)
赤外線写真 「観應三」と読める
[ 2019-02-27 ]

第67回全国植樹祭で天皇陛下が使われた「お手播き箱」を3月3日まで展示しています。

お知らせ

当館では去る2月24日(日)、天皇陛下御在位三十年を慶祝し、無料公開とさせていただきました。当日、第67回全国植樹祭で使われた「お手播き箱」をエントランスに展示しましたが、好評につき、3月3日(日)まで展示期間を延長いたします。
この「お手播き箱」は、平成28年6月5日に長野市のエムウェーブで開催された全国植樹祭の記念式典で、天皇陛下がカラマツとクリの種をお手播きされたときに使われたものです。天然の木曽ヒノキを使用しており、一部に前回大会(昭和39年、茅野市八子ヶ峰)の招待者が植えたカラマツの間伐材が使われています。
貴重な機会ですので、ぜひお越しください。お待ちしております。

第67回全国植樹祭で天皇陛下が使われた「お手播き箱」を3月3日まで展示しています。
第67回全国植樹祭で天皇陛下が使われた「お手播き箱」を3月3日まで展示しています。
[ 2019-02-26 ]

古文書公開日記18-松本藩松川組大庄屋の異国船海防日記-

お知らせ

 当館古文書愛好会では、館蔵の未翻刻文書をテキストをもとに学習会をおこなっています。今年度は松本藩松川組大庄屋清水勘左衛門(惟次)が、嘉永7(1854)年に浦賀沖に再来航したペリー艦隊に対する海防警備に関する控え(1冊)を解読しています。
 丁数(ページ数)150丁という分量を、38名で全7日(9時から16時まで!)の学習会で読み込みました。まず班毎に分担を決め、班の中で輪読し読みを確定させます。さらに全体で発表し、疑問点や誤りを出し合い、最終的に解読文を確定させます。パソコン入力も自前で打ち込み、体裁を整えて印刷します。こうして今年も貴重な1冊が刷り上がりました。
 清水勘左衛門が見聞きしたこと、体験したことだけでなく、かわら版や様々な書状の写しなどを細かく書き留めています。水戸烈公(斉昭)の献策写(海防防禦ニ付上意)や万延元年遣米使節の書状なども収載しています。幕末のこの時期、様々な情報の渦の中にいた勘左衛門。時代の変革を間近に感じるなか、「何でも書き留めておこう」という意気込みを感じさせます。
 驚くのは筆者勘左衛門の絵がとても上手ということです。ペリーの似顔絵、アメリカから献上された数々の品物、黒船の様子。文章をより引き立てるこれらの絵も今回の翻刻文にはカラーで収載しました。
 当館には古文書が23万点公開されています。年間に約1万点づつ公開数は増えています。収蔵した古文書はできるだけ早く公開することが県民の皆さんに対する責務です。しかしいっぽうで、全点を翻刻して公開することは残念ながら不可能です。愛好会のご好意でこのような形で館蔵史料を解読していただくことは本当にありがたいことです。
 冊子は当館にも寄贈いただきました。閲覧室でご覧頂けます。

古文書公開日記18-松本藩松川組大庄屋の異国船海防日記-
古文書公開日記18-松本藩松川組大庄屋の異国船海防日記-
[ 2019-02-21 ]

古文書公開日記17-猪威(ししおどし)の鉄炮-

お知らせ

 ことしも古文書公開日誌を続けていきますのでよろしくお願いします。
 亥年ですね。展示室のウリボウもいいですが、今回は整理中の文書のなかから猪ネタを見つけました。「更級郡塩崎村長谷組文書」のなかに「差上申猪威鉄炮証文之事」という面白い文書を見つけました。
 豊臣秀吉が刀狩をおこなったことはよく知られています。しかしこれにより村からすべての刀・鉄炮が没収され、農村から武器が消えたのだというのは正しくはありません。
 当館の展示を監修していただいた故塚本学信州大学名誉教授は、松本藩領内の村々で所持された鉄炮の数を調べました。そして塚本先生は、村々での所持数が藩で所有する武装用兵器としての鉄炮の数を上回る、という重要な指摘をされたのです(『生類をめぐる政治』平凡社)。
 ではなぜ鉄炮が農民が所持していたのか。今回の長谷組文書からもこれは明らかなのですが、農作物を荒らす猪や鹿などを威嚇するための重要な「農具」として用いられたのです。鳥獣と人間との関係を示す事例といえます。
 この文書から、宝暦9(1759)年長谷組には22名の鉄炮所持者があったことが分かります。もちろん持ち主と玉目(玉の重さ)を書き上げて、それらを管理していたことも分かります。使用目的も「猪威之外何ニ而も少も悪事仕間鋪候」、「御法度之鶴・白鳥堅打間鋪候」と他目的での使用を厳禁しています。他人・親類はいうまでもなく「縁者・好身之者たりといふ共暫茂貸申間鋪候」などと持ち主以外への貸与も戒められ、厳重に管理されていたことが分かります。
 この文書は整理が済み次第公開予定です。

古文書公開日記17-猪威(ししおどし)の鉄炮-
古文書公開日記17-猪威(ししおどし)の鉄炮-
[ 2019-01-19 ]

屋代南高校 切り絵カレンダー展示してます!

お知らせ

今年も屋代南高校美術部のみなさんが、切り絵カレンダーを制作してくれました。

長野県内各地の風景が素敵な切り絵となり、2019年のカレンダーを飾っています。どの作品も細かいところまで制作してあり、見ごたえある作品ばかりです。作品は2階廊下にて展示しています。

屋代南高校美術部のみなさんの力作をぜひご覧ください。
お待ちしています。

屋代南高校 切り絵カレンダー展示してます!
[ 2019-01-16 ]

古代の人々と猪との関係

お知らせ

 常設展示室で昨年から展示している屋代遺跡群の15号「国符木簡」(複製)。奈良時代のはじめ、信濃国の国司から更科郡などの郡司に宛てて重要な命令を出すために使われたものです。
 よく見ていただくと、裏面に「宍人(ししひと)ア(べ)」(アは「部」の略字)の文字が見えます。「宍人ア」とは、今年の干支の猪や鹿、鳥などの調理を職業とする人々(部民)と深く関係する姓です。『日本書紀』の雄略天皇2年10月条には狩の鳥獣を調理するために「宍人」を置いたという記載もあります。奈良時代の屋代木簡にはこの他13号木簡(写真上)、59号木簡にも「宍人ア」・「宍ア」の文字がみられます。このことから屋代遺跡群付近にこのような姓をもつ人々がいたことがわかります。縄文人の好きな猪は、奈良時代の食卓をも賑わせていたのでしょう。

古代の人々と猪との関係
常設展示室展示風景
古代の人々と猪との関係
屋代木簡13号(屋代遺跡群出土)
[ 2019-01-11 ]

自然を見つめた田淵行男展 オリジナルマグネット 好評発売中!

お知らせ

当館では、冬季展「自然を見つめた田淵行男」を2月17日(日)まで開催しております。写真家 田淵行男の目を通して安曇野の景観がどのように変わったのか、写真や「写牒」(水彩画)から見ていきます。ぜひお越しください。
冬季展に合わせ、当館のミュージアムショップでは、オリジナルマグネットを制作し、1つ100円で販売しております。また、田淵行男関連コーナーを期間限定で設置し、作品集やポストカードなども販売しています。当館にお越しの際はぜひお買い求めください。

自然を見つめた田淵行男展 オリジナルマグネット 好評発売中!
冬季展オリジナルマグネット(各100円)
自然を見つめた田淵行男展 オリジナルマグネット 好評発売中!
田淵行男関連コーナー
[ 2019-01-05 ]

あけましておめでとうございます。新年は1月4日(金)より開館いたします。

お知らせ

あけましておめでとうございます。本年もみなさまにとってよい年になりますようお祈り申し上げます。また、引き続き長野県立歴史館のご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

新年は1月4日(金)より開館いたします。みなさまのお越しをお待ちしております。

あけましておめでとうございます。新年は1月4日(金)より開館いたします。
[ 2019-01-01 ]

ウーリーちゃんを捜せ ~期間限定記念撮影会~

お知らせ

 縄文時代前期の阿久(あきゅう)ムラの中をお散歩しているイノシシの子どもウーリーちゃん。今回、「来年は私が主役よ!」ということで、縄文前期のムラ中央広場にある列石の前に出てきました。
 せっかくなので特設のマットを用意し、ウーリーちゃんの横まで入れるようにしました。ウーリーちゃんとのツーショット写真を撮ってみてください。年賀状の写真にお困りの方、まだ間に合いますので、ぜひお越しください。
 亥年記念に、年明け1ヶ月ほどはこの場所でお待ちしてますので、「田淵行男展」をご覧になった後に会いに来てください。

ウーリーちゃんを捜せ ~期間限定記念撮影会~
来年は、亥年。特設コーナーでウーリーちゃんといっしょに写真を撮ろう
[ 2018-12-21 ]

歴史館パートナーの日「県立歴史館・長野都市ガスの日」を開催しました。(12/15)

お知らせ

 東北信の8市3町にガスを供給し、住宅設備機器の販売等を行う「長野都市ガス株式会社」様のご協賛により、「県立歴史館・長野都市ガスの日」を12月15日(土)に実施いたしました。
 当日は入館料が無料で、戦国時代を中心とした「飯島家武家史料」の特別公開、考古バックヤード探検、赤外線透視などのイベントを開催しました。この日は冬季展「自然を見つめた田淵行男」の初日でもあり、オープニングセレモニーでは、長野都市ガス代表取締役社長の田中宏昌様にもご挨拶をいただきました。また、当館エントランスには長野都市ガス様による「都市ガスの歴史」のパネル展示も行われ、ガスが人びとに豊かで便利な生活を提供してきた様子がわかりやすく解説されていました。
 年末らしく冷え込んだ一日でしたが、多くの方々にお越しいただき活気のある一日でもありました。冬季展「自然を見つめた田淵行男」は、平成31年2月17日(日)までの開催となっておりますので、ぜひお越しください。
 また、「歴史館パートナーの日」について関心がある企業・団体のみなさまは、お気軽に当館(026-274-2000)までお問い合わせくさい。

歴史館パートナーの日「県立歴史館・長野都市ガスの日」を開催しました。(12/15)
長野都市ガス代表取締役社長 田中宏昌様と「都市ガスの歴史」パネル展示
歴史館パートナーの日「県立歴史館・長野都市ガスの日」を開催しました。(12/15)
多くのお客様で賑わう常設展示室
[ 2018-12-19 ]

冬季展「自然を見つめた田淵行男」がはじまりました。

お知らせ

 冬季展「自然を見つめた田淵行男」を12月15日(土)より開催しております。写真家 田淵行男のライフワークを軸に、田淵の目を通して安曇野の景観の変貌と、雪形をめぐって繰り広げられた民俗学者たちとの心温まる交流の軌跡を展示しています。
 本日、行われたオープニングセレモニーでは、田淵が愛した安曇野市の宮澤宗弘市長をはじめとする来賓の方々によるテープカットが行われ、平成31年2月17日(日)までの展示がスタートしました。
 オープニング当日は「県立歴史館・長野都市ガスの日」も開催されています。入館料が無料となり、「飯島家武家史料」の特別公開や考古バックヤード探検、赤外線透視などの特別企画も用意され、寒空にもかかわらず、多くの皆さまにお楽しみいただいております。
 今年も残りわずかとなってきましたが、ぜひ、当館の冬季展「自然を見つめた田淵行男」にお出かけください。

冬季展「自然を見つめた田淵行男」がはじまりました。
冬季展テープカットの様子
冬季展「自然を見つめた田淵行男」がはじまりました。
企画展示室内の様子
[ 2018-12-15 ]

常設展示室:弥生コーナーに人形土器が帰ってきました。

お知らせ

 巡回展「長野県の遺跡発掘2018」で、長らく旅に出ていた松原遺跡の人面付き土器(弥生時代中期、約2,000年前)と西一里塚遺跡の人形土器(後期、約1,800年前)が常設展示室に戻ってきました。
 弥生時代の県内、特に千曲川流域の状況をみると、中期以降、川沿いでムラが急増しました。水田や水路の跡も見つかっており、水田開発技術や稲作文化を持った人びとが多く移住してきた可能性があります。その証拠に、長野市篠ノ井遺跡群では、在地の縄文人とは異なる渡来系弥生人の特徴を持つ人骨(歯)が見つかっています。
 新たな文化を持った人びとを迎えたことで、いわゆる“イケメン”にも変化が現れたようです。その変化は人骨だけでなく、人面付き土器や人形土器に描かれた顔でも確かめることができます。
 弥生時代中期までの顔は、縄文時代からの伝統的な顔で、丸顔で眉毛と鼻が太く強調されています。入れ墨のような表現もみられます(写真2右の破片)。いわゆる“濃い顔”とか“ソース顔”と呼ばれる顔です。この人面付き土器が出土したのは、前述した西からやって来た人も住んでいた篠ノ井遺跡群です。この頃までは、まだ、地元の伝統的な縄文顔の方が良いとされていたようです。
 ところが、中期の終わり頃(約2,000年前)から後期(約1,800年前)になると、面長で切れ長の目、筋の通った長い鼻が強調されるようになります(写真1左の佐久市西一里塚遺跡例)。あっさり系の“しょうゆ顔”です。この背景には、実際にこのような顔の人びとがさらに増えたこと、あるいは最先端技術や文化を持ってきた人の顔が憧れの顔になったことが予想されます。
 さて、長野市松原遺跡の人面付き土器は、人面と言いながら耳しかありません。作られた時期は弥生時代中期後半で、“ソース顔”から“しょうゆ顔”に移った時期のものです。どんな顔だったのでしょうか?常設展示室でじっくり眺めながら、想像してみてはいかがでしょうか。

常設展示室:弥生コーナーに人形土器が帰ってきました。
写真1 帰ってきた西一里塚遺跡の人形(ひとがた)土器(左)と、松原遺跡の人面付土器(右)
常設展示室:弥生コーナーに人形土器が帰ってきました。
写真2 留守を守っていた人面付き土器 左が中期後半以降、右が中期前半の顔
[ 2018-12-06 ]

縄文コーナーに、顔や土偶のついた土器が登場

お知らせ

 常設展示室の縄文コーナーでは11月末から、新県宝「信州の特色ある縄文土器」に指定された土器(複製)を増やしました。
 「縄文土器=縄のもよう」と思っている方も多いかも知れませんが、実は信州の縄文人は芸術家ぞろいです。その「特色ある」とされた土器には(1)釣手土器、(2)有孔鍔付土器、(3)顔や人体の装飾がついた土器があります。いずれも、信州~西関東の縄文時代中期に多く見られる特徴です。(1)は、すでに9月から諏訪市穴場遺跡出土の動物装飾付釣手土器を展示しています(写真手前)。ヘビとイノシシが合体したような不思議な飾りがついています。そして、今回(2)南箕輪村久保上ノ平遺跡出土の人体装飾付有孔鍔付土器(写真右)と、(3)伊那市月見松遺跡出土の顔面装飾付土器(写真左)を加えました。
 久保上ノ平遺跡の人体文をよく見てください。背中からお尻の形は国宝土偶「縄文のビーナス」(複製を展示中)が痩せたような感じです。お尻が正面に見えると言うことは後ろ向きで土器に貼り付いています。ところが、頭の方に目をやると、ドクロのような顔がこっちを向いているではありませんか? これには、見た目通り体と頭が反転しているとする説と、後頭部によく見られる装飾が変形して顔のように見えるにすぎない、という説があります。みなさんはどう思いますか。
 月見松遺跡の土器には、器の上に顔が乗っています。樽形のようにふくらんでいる器本体が女神の体を現し、豊穣や子宝に恵まれることを祈ったという説があります。
 信州には、特色ある縄文土器がたくさんあります。当館で釣手・有孔鍔付・顔面付の3点セットを確認してから、県内の各博物館、資料館にある実物を見に行ってはいかがでしょうか。
 また、弥生コーナーには、長らく県内の巡回展で旅に出ていた松原遺跡の人面付土器(中期)と西一里塚遺跡の人形土器(後期)がもうすぐ戻ってきます。こちらもお見逃しなく。 

縄文コーナーに、顔や土偶のついた土器が登場
9月27日に、あらたに県宝に指定された3点(複製品)
[ 2018-11-27 ]

今シーズンの最後の学校見学がありました。

お知らせ

 県立歴史館には、県内外の多くの学校が見学に訪れていますが、気温下がるこの時期になると、だんだんその数が減ってきます。現在ご予約をいただいている中では、今シーズン最後の学校見学が11月21日(木)にありました(年度内の見学はまだまだ可能です)。
 この日は県内の2校の小学校が訪れ、熱心に解説を聞いたり、楽しそうに見学をしたりして有意義な時間を過ごしていきました。また、2校とも当館の学校見学で人気のあるバックヤード探検をしていただき、貴重な文化財に触れることで、歴史に対する理解を深めることができたようです。
 来年度の学校見学の申込みについては、2月はじめに受付を開始する予定です。県内の学校については、事前に資料を送付させていただきます。また、ホームページ上にも掲載する予定ですので、県外の学校関係の方はそちらでご確認ください。来年度も当館のご利用をお待ちしております。

今シーズンの最後の学校見学がありました。
バックヤード見学の様子
今シーズンの最後の学校見学がありました。
常設展示室での解説の様子
[ 2018-11-25 ]

秋季企画展「最古の信州ブランド黒曜石」は、11月25日(日)までの開催です。

お知らせ

 秋季企画展「最古の信州ブランド黒曜石-先史社会の石材獲得と流通-」の会期が11月25日(日)までと、残りわずかとなっております。
 長野県の霧ヶ峰から八ヶ岳にかけての「信州黒曜石原産地」は本州最大規模を誇り、日本を代表する黒曜石原産地です。文化の十字路信州では、旧石器時代より黒曜石を求めて人びとは集い、やがては縄文王国といわれるほどの繁栄を遂げました。その繁栄には黒曜石の存在が欠かせませんでした。
 今回の展示では、日本の中の信州文化について黒曜石を通じて描き出しています。また、本年5月「星降る中部高地縄文世界-数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅-」が日本遺産として認定されました。この日本遺産の紹介や縄文鉱山をはじめ構成文化財も展示しています。
 今週末は、ぜひ当館にお越しいただき、黒曜石の魅力にふれてみてください。お待ちしております。

秋季企画展「最古の信州ブランド黒曜石」は、11月25日(日)までの開催です。
秋季企画展「最古の信州ブランド黒曜石」は、11月25日(日)までの開催です。
[ 2018-11-21 ]

「お出かけ歴史館」事業をご利用ください。(3月末日まで)

お知らせ

 当館には、社会科の歴史学習の一環として多くの小学生が見学に訪れています。平成29年度には243校、約14,500人の小学生が見学に訪れ、県内の半数以上の小学校に利用していただいています。しかし、当館から離れた地域では、移動に時間や費用がかかるため、利用していただけないのが現状です。そこで、当館から離れた地域の学校にも、何かできることはないかと検討し、昨年度より実施しているのが「お出かけ歴史館」事業です。
 今年度は、木曽・上伊那・下伊那地方の学校・公民館を対象に実施しています。期間は、当館への学校見学が少なくなる10月~3月です。内容の詳細はチラシ・申込用紙(PDF)をご覧いただきたいと思いますが、当館の職員と収蔵品がお出かけをし、出前授業を実施しています。必要な物品のほとんどは持ち込みですので、事前の準備はほとんど必要ありません。今年度もすでに南木曽小学校(木曽郡南木曽町)、王滝小学校(木曽郡王滝村)、どんぐり向方学園(下伊那郡天龍村)で実施し、たいへん好評をいただいております。すでに申込みをいただいている学校・公民館様もありますので、お早めに申込みください。申込方法は下のチラシ・申込用紙(PDF)に必要事項にご記入いただき、FAXで送っていただければ結構です。ご利用お待ちしております。

お問い合わせ先
県立歴史館総合情報課 担当:溝口
TEL 026-274-3991 FAX 026-274-3996

「お出かけ歴史館」事業をご利用ください。(3月末日まで)
「お出かけ歴史館」の様子(王滝小学校)
[ 2018-11-20 ]

「広い世界とつながる信州」当館編(「信州を学ぶ」シリーズ第2弾)の発刊のご案内

お知らせ

 長野県立歴史館では、「信州を学ぶ」シリーズ第2弾・視野を育てる編として、『広い世界とつながる信州』を発刊します。
 「黒曜石は輝ける最古の信州ブランド」「諏訪信仰はこうして広がった」「松本城に博覧会がやってくる!」「受け継いでゆく長野五輪の遺産」など信州の歴史をさまざまな角度からわかりやすく掘り下げた1冊です。
 当館ミュージアムショップでは、11月17日(土)から発売します。なお、シリーズ第1弾・足元を探る編『日常生活からひもとく信州』も好評発売中です。
 どうぞお買い求めください。

●編著者:長野県立歴史館
●出版社:信濃毎日新聞社出版部
●種 類:単行本(ソフトカバー)
●頁 数:284ページ
●定 価:1400円+税(当館ミュージアムショップでの販売価格は1400円です。)

「広い世界とつながる信州」当館編(「信州を学ぶ」シリーズ第2弾)の発刊のご案内
「広い世界とつながる信州」 長野県立歴史館編 信濃毎日新聞社
「広い世界とつながる信州」当館編(「信州を学ぶ」シリーズ第2弾)の発刊のご案内
「日常生活からひもとく信州」 長野県立歴史館編 信濃毎日新聞社
[ 2018-11-16 ]

古文書公開日記16-戯作雑誌「寄笑新聞」-

お知らせ

 明治150年の年、各地でイベントが行われています。最近整理し終えた「1-16細川賢一収集史料」には維新期のたくさんの書籍が入っています。林務技師細川賢一氏は戦前東京帝国大学農学部を経て、林野庁に務め、技師として台湾総督府・朝鮮総督府に勤めています。細川氏の集めた農業関係資料、近世の本草学書物がたくさんあります。多いものは地理や歴史関係の和本があります。また第2次大戦中の世相がわかるグラフ誌もまとまっています。あわせて江戸末期から昭和の各種和本が1000点以上寄贈されました。そのなかに珍しい書物が4冊含まれていました。
 「寄笑新聞」(創刊号~四号)という明治時代初期の戯作新聞を紹介します。戯作文学とは江戸時代の後半に、町人を中心に読まれた通俗的な読み物です。江戸幕府は武家の学問として漢学・歴史学・経書などを推奨します。いわば支配者の学です。いっぽうでそれでは堅苦しいと、世の中を風刺したり言葉遊びをして町人のあいだに広がったのが「文の学問」としての戯作文学です。従って、寛政の改革や天保の改革で風紀を乱すとして度々処分されたジャンルです。幕末から明治維新になると、こうした戯作文学者は壊滅的な打撃をうけて、明治5年の仮名垣魯文の上申書では全国で作者は5名にまで減ったと言います。ところが、支配者階級だった武士が明治時代になって特権階級でなくなると、士族たちの不満が高まっていきます。そうした士族階級をパロディーにする「戯作文学」が再び脚光を浴びます。「寄笑新聞」は、明治8年3月刊行に週刊として11号まで発刊した雑誌です。発行者は幕末の戯作者で梅亭金鳶こと、橋爪錦造。内容は、新たな商法にとまどう士族、収入を立たれた士族の借金問題などをパロディにしています。また、実学を唱える福沢諭吉や西洋開化の風潮を風刺した論説も特徴的です。「寄笑新聞」は士族階級を滑稽の対象と見なし、また西洋化に狂奔する世相を皮肉る戯作とみることができるものです。しかし明治初期の戯作文学はあっという間に下火になってしまいます。近代文学のうねりが旧来の文学を押し流したといえます。

古文書公開日記16-戯作雑誌「寄笑新聞」-
寄笑新聞(創刊号表紙)
古文書公開日記16-戯作雑誌「寄笑新聞」-
発行者
[ 2018-11-14 ]

森将軍塚まつりが盛大に開催されました。

お知らせ

 11月3日(文化の日)に科野の里歴史公園を会場に第27回森将軍塚まつりが晴天のもと開催されました。会場内にある県立歴史館にもたくさんのみなさまにお越しいただき、にぎやかな一日となりました。
 当館では「縄文人になって遊ぼう!」「まが玉をつくってみよう!」「プラ板マスコットづくり」の体験イベントを実施しました。「まが玉をくってみよう!」では、自分だけのまが玉をつくろうと親子で熱心に石を磨いている姿も見られました。各イベントを通して、小さなお子様から年配の方まで、楽しみながら歴史に親しんでいただくことができました。
 また、現在開催中の秋季企画展「最古の信州ブランド黒曜石-先史社会の石材獲得と流通-」の関連イベントとして、シンガーソングライターとして活躍している葦木ヒロカさんにお越しいただきました。葦木さんには、まず、森将軍塚まつりの野外ステージですばらしい歌声を披露していただきました。秋の澄み渡った青空のように澄んだ葦木さんの歌声に会場の皆さんが聞き入っていました。その後、当館講堂にてトークショー「黒曜石の世界」にも出演していただきました。
 気温が下がり、当館周辺の山々の紅葉も見頃となってきています。秋季企画展は11月25日(日)までですので、ぜひご来館ください。お待ちしております。

森将軍塚まつりが盛大に開催されました。
中央が葦木ヒロカさん、右が長和町教育委員会の大竹幸恵さん
森将軍塚まつりが盛大に開催されました。
[ 2018-11-12 ]

abn長野朝日放送「駅前テレビ」のみなさんが秋季企画展の取材に訪れました。

お知らせ

当館で11月25日(日)まで開催されている秋季企画展「最古の信州ブランド黒曜石-先史社会の石材獲得と流通-」の取材でタレントの三四六さんをはじめとするabn長野朝日放送「駅前テレビ」のみなさんが当館を訪れました。
「黒曜石」をテーマとした番組づくりをしているとのことで、秋季企画展を担当している当館の大竹総合情報課長も出演する予定です。番組を見て黒曜石に興味をもっていただき、実物の黒曜石を当館でご覧いただければと思います。
なお、放送は11月24日(土)の予定です。当館の秋季企画展は翌日の25日(日)までですので、ご注意ください。

abn長野朝日放送「駅前テレビ」のみなさんが秋季企画展の取材に訪れました。
左からタレントの三四六さん、abnの松坂さん、大竹総合情報課長
abn長野朝日放送「駅前テレビ」のみなさんが秋季企画展の取材に訪れました。
収録の様子
[ 2018-11-08 ]

歴史館パートナーの日「県立歴史館・KOAの日」を開催しました。

お知らせ

 昨年に引き続き、本年度も伊那谷に拠点を置く、電子部品の開発・製造・販売の「KOA株式会社」様のご協賛により、「県立歴史館・KOAの日」を10月28日(日)に実施いたしました。当日は入館料が無料で、絵巻「木曽願書」の特別公開、考古バックヤード探検、赤外線透視など特別なイベントも開催し、秋の晴天のもと多くのみなさまにお越しいただきました。
 KOA株式会社が拠点を置く上伊那からは上伊那広域連合歴史館ツアーの皆さま約50名が来館し、当館の展示やバックヤードなどをしっかりと見学していただきました。見学後、子どもたちから館長への積極的な質問もありました。歴史に親しみ、その楽しさを味わうことができたのではないでしょうか。
 来週11月3日(土・祝)は森将軍塚まつりで入館料が無料、この日もさまざまなイベントをご用意しておりますので、ぜひお越しください。

歴史館パートナーの日「県立歴史館・KOAの日」を開催しました。
上伊那広域連合歴史館ツアーのみなさまにあいさつをする向山KOA株式会社会長
歴史館パートナーの日「県立歴史館・KOAの日」を開催しました。
黒曜石ナイフ体験をする上伊那広域連合歴史館ツアーのみなさま
[ 2018-10-31 ]
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