【常設展情報】原始エリアに「火焔型土器」がやってきました!
常設展新潟県の縄文時代中期を代表するものといえば「火焔型土器」です。当館でも令和3年度の秋季企画展で多くの火焔型土器をお借りして展示をしましたが、なんと今月12月から来年3月までの間は常設展示室(原始エリア)でご覧いただくことができます! 今回お借りした火焔型土器は、十日町市博物館様が所蔵している十日町市森上遺跡出土のもので、国宝に指定されている「火炎土器」と同じタイプになります。
今回お借りすることになった火焔型土器は、当館で所蔵している塩尻市上木戸遺跡の土器の横に展示をしました。このコーナーは「華やかな土器文化と生業」という小テーマのもと、長野県に発達した華やかな土器を展示しています。火焔型土器は小学校の社会科資料集にも掲載されるほど有名なもので、その装飾性の高さや華やかさはまさしく「縄文土器」というイメージにふさわしいものです。人気の高い「火焔型土器」と長野県の飾られた土器を比較して、同じ千曲川流域の土器文化の特色と地域社会の在り方を改めて感じ取っていただければと思います。
ぜひこの機会に長野県立歴史館においでください(≧◇≦)