■ 札沢(ふださわ)遺跡 動物装飾付釣手(つりて)土器

時 代
縄文時代中期
世 紀
約4000年前
市町村
富士見町
種 類
土器
大きさ
高さ16.6cm 、幅21.8cm
指 定
長野県宝


常設展示の「原始」コーナーで見ることができるよ。浅鉢型土器というどんぶりのような形をした土器の仲間なんだけど、把手(とって)がつけられているね。しかも把手に蛇のマークがつけられている、とても古くて珍しい土器なんだ。



■ 下茂内(しももうち)遺跡・接合資料

時代
先土器時代
世紀
約16000年前
市町村
佐久市
種類
石器原石
大きさ・重さ
高さ約42cm、重さ29.05kg


石器の素材となる黒色ガラス質安山岩の巨岩をうち割って大きな剥片(はくへん)をつくり、さらに加工しやすい大きさの剥片を取って、槍先形尖頭器(やりさきがたせんとうき)を作った。石器や石屑(いしくず)となって欠落した部分を除いても29.05kgの重量があり、原産地遺跡ならではの資料である。



■ 石川条里遺跡・鳥形木製品

時代
古墳時代前期
世紀
4世紀
市町村
長野市
種類
木器
大きさ
全長38.0cm、全幅50.0cm


サワラを板状に削った部品を組み合わせ、鳥をかたどってつくられた祭祀具で、竿(さお)等につけて立てられていたと思われる。この資料は水田に流れる溝の土手付近から、胴部・翼部に軸が入れられた状態のまま重なって出土した。鳥形木製品は弥生時代から近畿・東海地方を中心として発達するが、農耕祭祀に使われたとする説と集落の境界に立てられたとする説がある。



■ 松原遺跡人面付土器

時代
弥生時代中期
世紀
約2000年前
市町村
長野市
種類
土器
大きさ
高さ19.2cm、最大径12.3cm


栗林式土器の壺に、口の部分が極端に強調された頭部が付いた非常に珍しい土器で、右側の耳がかけている他は完全に残っている。人面付土器は再葬墓などの墓域で出土することが多いが、この資料は集落域内の廃棄された竪穴住居跡に置かれていた。ミニチュア土器・甕形土器・河原石と共に配置され儀礼が行われた後、火が焚(た)かれたようである。



■ 松原遺跡・木製赤漆(あかうるし)塗高杯(たかつき)

時代
弥生時代
世紀
約2000年前
市町村
長野市
種類
木器
大きさ
高さ18.9cm、最大径15.0cm


ケヤキをくり抜いて成形し内外面に赤漆が塗られた木製高杯で、口縁部と脚台部が欠けているが杯(つき)部から脚柱部までが残存している。杯部はやや開いたコップ状で脚台部に1条の隆起がめぐる装飾が彫りだされ、独特の形をしている。



■ 信濃国印(しなのこくいん)

時代
奈良時代
世紀
 
市町村
 
種類
金属(銅、錫、鉛などの合金)
大きさ
高さ6.7cm、幅6cm、奥行き6cm


国司の印鑑(いんかん)。律令政府が奈良時代初め頃に鋳造(ちゅうぞう)し、国ごとに与え、公文書(こうぶんしょ)などにおした。正倉院(しょうそういん)の白布(はくふ)の印影(いんえい)や、現存する駿河(するが)・但馬(たじま)・壱岐(いき)の倉印(そういん)などを参考に復原模造した。