「長野県の考古学」-いのちをつなぐ技と交流-
春季展2020年

開催概要

 春季展2020年は、環境変化などの影響を受けるなかで、人びとが生きていくための工夫(技)や交流の姿を考古資料から探ります。
 縄文時代後・晩期(約4,500~2,500年前)の中部高地では生業活動の変動を語る加工施設や石器、広域な情報網があったことを示す土器や装身具が発見されています。今回の展示では、寒冷化などの影響が生じていた時代のなか、人びとが次の時代へいのちをつなぐために食料獲得・加工の技術を向上させた姿、他地域との結びつきを深めていった交流の姿を探ります。
 また、長野県埋蔵文化財センターの調査研究成果、2018年に長野県宝に指定された「信州の特色ある縄文土器」を公開します。石器など食料を獲得し加工するための道具製作にみえる工夫、調理具である縄文土器に込められた願いを紹介します。

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開催期間 2020年3月25日(水曜日)~6月14日(日曜日)
場所

長野県立歴史館 企画展示室

入館料

本展のみ 300円(大学生150円)
※常設展との共通券500円(大学生250円)

講演会

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期日 5月16日(土曜日)
時間 13時30分~15時
会場 当館講堂
テーマ 「縄文晩期から弥生への社会変化」(仮)
講師 石川 日出志 氏(明治大学文学部教授)
聴講料 常設展示券が必要(一般300円、大学生150円、高校生以下無料)

考古学講座

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日時 第1回 4月25日(土曜日) 13時30分~15時
第2回 7月11日(土曜日) 13時30分~15時
第3回 10月31日(土曜日) 13時30分~15時
会場 当館講堂
テーマ 縄文時代から弥生時代の“食の匠後"(仮)
講師 当館学芸員 ほか
聴講料 常設展示券が必要(一般300円、大学生150円、高校生以下無料)

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