開館25周年記念 秋季企画展「戦国 小笠原三代-長時・貞慶・秀政-」
故実とネットワークを縦横に駆使した一族の命運!

開催概要

 今年は松本藩主を二度務めた小笠原秀政(1569年~1615年)の生誕450年目に当たります。戦国から近世へと時代が転変する過程で武田家は滅び、追放された小笠原家は大名家として繁栄をみます。しかも、「小笠原流」と称される礼法は、今日まで脈々と息づいているのです。この名家は、激動のさなかにいかにして生き抜いてきたのか。戦国期をイメージする「武」の側面からだけではわからない、畿内諸勢力や全国一円に波及した一族間のネットワークの構築、膨大な故実を結集させることで得られた「知」という観点から読みときます。江戸期に、没落した守護家を再興させ、その地位を磐石のものとした「小笠原家」の実像に迫ります。

【場所】長野県立歴史館 企画展示室
【入館料】本展のみ 300円(大学生150円)
     ※常設展との共通券500円(大学生250円)

詳細
開催期間 2019年9月7日(土曜日)~10月14日(月曜日・祝日)

講演会

開館25周年記念講演会 → 台風の影響のため中止
詳細
日時 10月13日(日曜日)13時30分~15時
※11時より整理券配布 先着220名
会場 当館講堂
テーマ 「小笠原氏の軌跡 ― 小笠原は将軍になれたのか ―」
講師 東京大学史料編纂所教授 本郷和人 氏
館長講演会
詳細
日時 9月14日(土曜日) 13時30分~15時
※受付12時30分から 先着220名
テーマ 「塩尻峠の合戦 ―長時と信玄の運命を決した戦い―」
講師 当館館長 笹本正治(信州大学名誉教授)

【“小笠原家の武と知”連続講座】

第一講座
詳細
日時 9月21日(土曜日)13時30分~15時
テーマ 「小笠原長時のネットワーク
信濃から京都・越後・会津へ」
第二講座
詳細
日時 9月28日(土曜日)13時30分~15時
テーマ 「小笠原家を中興した貞慶
信長・秀吉・家康との係わりから」
第三講座
詳細
日時 10月5日(土曜日)13時30分~15時
テーマ 「飯田藩・松本藩時代の小笠原秀政
信長と家康の孫婿として」

※ 会場:当館講堂 講師:村石正行(当館専門主事・学芸員)
 受付は12時30分より 先着220名

ページ先頭へ戻る