長野県の満洲移民・三つの大日向をたどる
春季企画展

開催概要
大日向村は全国に先駆けて満洲への分村移民を決断します。1945年8月、ソ連の参戦と日本の敗戦により満洲の開拓民は言語を絶する逃避行を余儀なくされ、大日向の人々もたくさんの犠牲者を出します。
南佐久郡大日向村から満洲大日向村へ、さらに軽井沢町大日向地区へと十数年の間に二つの村を拓いた「開拓者」の足跡をたどり、長野県から満洲に渡った全国最多の3万数千人もの開拓者たちの心情に迫ります。
開催期間 | 2012年5月26日(土曜日)~7月16日(月曜日) |
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講演会
5月27日(日曜日)13時30分~
「なぜ数多くの県民が満州に移民したのか〜三つの大日向を事例として〜」
講師 | 上條宏之 長野県短期大学学長 |
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受講料 | 400円(観覧料を含む) |
終了後、展示解説を行います。
映画会
6月9日(土曜日) 13時30分〜 「蒼い記憶」
6月23日(土曜日) 13時30分〜 「鳴呼満蒙開拓団」
終了後、ギャラリートークを行います
満洲を語る
- 6月2日(土曜日) 13時30分~ 「三つの大日向を生きて」 証言者 坂本幸平
- 6月16日(土曜日) 13時30分~ 「第六次長野県満洲開拓団員のこと」 証言者 牧野内生義
- 7月7日(土曜日) 13時30分~ 「二つの祖国を生きて−中国帰国者二世の経験から−」 証言者 大橋春美
終了後、展示解説を行います。