2022年所蔵品展「至宝の名品-学芸員のイチオシ 考古資料編-」
大地からのメッセージ

開催概要
長野県立歴史館では2021年から、当館で所蔵する文化財を分野別に公開する所蔵品展を始めました。当館には、およそ3万箱の考古資料を保管しています。遺跡の発掘調査で出土した石器、土器、金属器、木器などは、昔の人々の生活を物語る貴重な文化財です。今回の所蔵品展では、それら考古資料の中から当館学芸員がイチオシする、飛び切りの逸品をご紹介いたします。
開催期間 | 2022年3月19日(土曜日)~6月12日(日曜日) 休館日:月曜日(ただし3月21日は開館)・3月22日(火曜日)・5月6日(金曜日) |
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観覧料 | 企画展のみ:一般300円(200円) 大学生150円(100円) 企画展+常設展:一般500円(400円)、大学生250円(200円) 常設展のみ:一般300円(200円)、大学生150円(100円) ※高校生以下は無料・( )内は20名以上の団体料金 |
同時開催 | 【長野県埋蔵文化財センター速報展「掘るしん2022」】 長野県埋蔵文化財センターでは、毎年発掘調査や整理作業を行った遺跡の資料を選び公開する速報展を開催しています。今年度は長野市長沼城跡ほか県内の調査で出土した資料を展示します。 ※会場は企画展示室横の第2展示室になります。第2展示室は無料で観覧できます。 |
展示解説動画 | YouTubeにて展示解説動画を公開しております。ぜひご覧ください。 名品1:信濃町日向林B遺跡出土斧形石器・砥石「世界最古級の石斧と砥石」 名品3:信濃町星光山荘B遺跡出土有舌尖頭器「時代の移行期 小さな狩猟具」 名品4:千曲市屋代遺跡群出土大木9式系土器「地下4mから現れた東北系の渦巻文」 名品5:富士見町札沢遺跡出土動物装飾付釣手土器「灯火に映し出される伝説の「ツチノコ」」 名品6:安曇野市北村遺跡出土縄文人骨「内陸部に暮らした4,000年前の縄文人」 名品7:長野市榎田遺跡・松原遺跡出土大陸系磨製石斧「2,000年前の信州ブランド 石斧の生産」 名品8:長野市榎田遺跡・松原遺跡出土棗玉・指輪形石製品「石のアクセサリー」 名品9:長野市松原遺跡出土赤漆塗竪櫛「映える赤漆と支えた糸編み」 名品10:長野市春山B遺跡出土丸木舟「井戸枠として人々の生活に寄り添う」 名品11:上田市陣馬塚古墳出土銀象嵌大刀「立派な大刀の豪華な飾り」 名品12:長野市篠ノ井遺跡群出土瓦塔・塼仏「人々の拠り所 祈りのカタチ」 名品13:千曲市社宮司遺跡出土六角宝幢「極楽往生願う 最古の木製仏塔」 名品14:塩尻市吉田川西遺跡・小諸市中原遺跡出土鉄鐸「神と人を結ぶ鈴」 |