刊行物のご案内

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企画展図録

最古の信州ブランド-先史社会の石材獲得と流通-

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- 平成30年度 秋季企画展 -
最古の信州ブランド-先史社会の石材獲得と流通-

 諏訪湖の北側、和田峠から霧ヶ峰には、「星糞峠」、「星ケ塔山」、「星ヶ台」といった「星」がついた地名があり、そこには、黒曜石のかけらが地表一面にひろがっています。その正体は黒曜石です。火山の多い日本列島は世界でも有数の黒曜石原産地帯で、国内には100か所以上の産出地がありますが、長野県の霧ヶ峰から八ヶ岳にかけての「信州黒曜石原産地」は本州最大規模を誇り、日本を代表する黒曜石原産地のひとつです。
 文化の十字路信州では、旧石器時代より黒曜石を求めて人びとは集い、やがては縄文王国といわれるほどの繁栄を遂げました。その繁栄には黒曜石の存在が欠かせませんでした。「信州黒曜石文化はすごい!」日本の中の信州文化について黒曜石を通じて描き出します。
 本年5月、「星降る中部高地縄文世界-数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅-」が日本遺産として認定されました。日本遺産の紹介や縄文鉱山をはじめ構成文化財も紹介します。
価格:1,000円(送料は当館管理部026-274-2000にお問い合わせください)/頁数:87頁/サイズ:A4判


 
君は河童を見たか!−水辺の出会い−

- 平成30年度 夏季企画展 -
君は河童を見たか!−水辺の出会い−

 水は人にとって必要不可欠である一方、災いをもたらす原因でもありました。そのため、水と人の接点となる水辺は、生産の場であると同時に祈りの場でもありました。やがて水を制御できると考えはじめると、圧倒的な力を持つ神ではなく、河童が姿を現します。
 水辺に暮らす河童は、人が暮らす世界と水の世界を往き来し、人に幸を運んできたり、あるいは恐怖を与えてきたりしました。そして、人に寄り添いながら、時代とともに立場を変えていきます。
 本展示では、各時代における河童のイメージを通して、人の水に対する意識の変化を示します。そのことを通して、県内の水にまつわる景観を再認識し、河童ともども水辺への関心が高まることを願います。
価格:1,000円(送料は当館管理部026-274-2000にお問い合わせください)/頁数:96頁/サイズ:A4判


 
田中芳男−「虫捕御用」の明治維新(完売しました)

- 平成29年度 冬季展 -
田中芳男−「虫捕御用」の明治維新(完売しました)

 慶応2年(1866)、幕末の騒然とした世相のなか、虫捕り網を手に江戸近郊の山野を駆けめぐる若者がいました。信州飯田町(現飯田市)生まれの田中芳男です。江戸幕府に出仕し、パリ万国博覧会に出品する日本初の昆虫標本作りに挑んでいました。この任務を「虫捕御用(むしとりごよう)」と呼びます。
 明治維新は、一握りの英雄たちの物語として語られがちです。昆虫や草花、鉱石の採集に打ち込む田中芳男の生き方は、とても地味です。しかし、「虫捕御用」とパリ万博の見聞を原体験に、農産物の改良・普及、各種の産業の育成、教育活動に精力的に取り組み、その成果を博物館という形で結実させた田中芳男の功績は、近代日本を語る上で欠かせません。日本で初めて和リンゴに西洋リンゴを接ぎ木し、育て広めたのも田中芳男でした。「武」ではなく「知」によって、よりよい社会を作り上げようとした信州人でした。そして、彼の多彩で好奇心あふれる知の営みの核には、東西南北の文物が出会う飯田の文化的風土があります。
 また、彼には人間と動植物を隔てず、生命全体を大きく見つめ、育て、共存しようとする思想が存在しました。この考えは、「環境の世紀」と呼ばれる21世紀を生きる私たちにたくさんのヒントを与えてくれます。多様な生命を見つめ育てる「種子(たね)をまく人」、パイオニア(先駆者)としての田中芳男の姿を紹介します。
価格:1,000円(送料は当館管理部026-274-2000にお問い合わせください)/頁数:63頁/サイズ:A4判


 
進化する縄文土器〜流れるもようと区画もよう〜(完売しました)

- 平成29年度 秋季企画展 -
進化する縄文土器〜流れるもようと区画もよう〜(完売しました)

 約5,400年前の縄文時代中期中葉の初め、土器に土偶やヘビなどの造形をのせる「デコボコかざり」が始まりました。この時期を取り上げた「縄文土器展」(平成26年度)に続き、本展では装飾がさらに進化をとげる約5,300〜5,100年前にスポットをあてます。
 この時期の土器装飾は、地域ごとの独自性を高め、華やかさを増していきました。特に、長野県中央部の八ケ岳連峰を挟み、流れるもようを軸にする東北信〜北陸、区画もようを基本とする中南信〜西関東で、驚くほど違う装飾が流行します。地域ごとに異なる感性と技を駆使して作られた土器を比べ、その特徴を感じてみてください。
 縄文人たちは違いを強調する一方、土器は盛んに運ばれ、持ち込まれた土器を真似することもありました。交流を通じて、異なる文化を柔軟に採り入れ、豊かな社会を築いていった縄文人の生き方に触れていただければ幸いです。
価格:1,000円(送料は当館管理部026-274-2000にお問い合わせください)/頁数:135頁/サイズ:B5判


 
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