令和4年度秋季企画展「諏訪と武田氏」が始まりました!!

 広報担当者久しぶりのブログ更新ですm(__)m約半年振りとなってしまいました…。

 さて、2022年10月8日(土曜日)から、秋季企画展「諏訪と武田氏」が無事に開催を迎えました。オープン前日の7日(金曜日)にはオープニングセレモニーが開催され、貴重な資料をお貸しいただいた各関係者様をお招きいたしました。

 展示資料の中に、諏訪社の神事で使用されてきた「鉄鐸」があります。「鉄鐸」は「御宝鈴(ごほうれい)」とも呼ばれるもので、「鈴」です。実際は音を鳴らすためのものですが、展示ではそういうわけにはいきません。そこで、当館笹本特別館長と展示担当者が白馬村にある雨降宮嶺方諏訪神社で行われた神事に参加させていただき、その時鳴らされた鉄鐸の音を録音してまいりました。今回の展示では、諏訪市博物館所蔵の鉄鐸(複製)の横にQRコードを設置し、コードを読むと神事の様子や音を聞くことができます。

 企画展示室の中には、諏訪と武田氏の関係を物語る文書をはじめ、風林火山で有名な「孫子の旗」や諏方明神と書かれた「諏訪神号旗」が会場の奥で存在感を放っています。旗なので本来は立てて使用したものですが、今回はあえて横に寝かせてご覧いただくようになっています。旗に書かれた文字のダイナミックさや、生々しい補修の跡など細かいところまで見ることができます。またとない機会ですので、ぜひご覧ください。

 今回の企画展開催に際して、当館のミュージアムグッズも刷新いたしました。ということで、まずは歴史館所蔵資料と使ったポストカードを販売(1枚税込100円)しております。企画展にも展示しています武田信玄の錦絵や、信玄の刀工の脇差など16種類がミュージアムショップにお目見えしております。ご来館の際はぜひこちらもご覧いただき、歴史館の思い出をお持ち帰りいただければ嬉しいです。

 令和4年秋季企画展「諏訪と武田氏」は11月20日(日曜日)までの開催となっております。お近くにおいでの際はぜひご覧ください(総合情報課柴田洋孝)。

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