諏訪郡三井家文書(諏訪郡商家文書)

詳細情報
資料No 諏訪〔3〕/3-6
目録巻数 9
地域 諏訪
古文書 出所は明らかでないが、文書の宛所が三井家とされているものが多く、さらに三井家由緒書及び系図があることから、三井家文書とした。
本文書の点数は78点で、この内年代がわかるものは、嘉永8年(安政2年1855)から大正11年(1922)までの25点で、残り53点は年代不明である。幕末から明治・大正期の文書群である。近世の史料としては、馬改帳(史料番号1〜9)がまとまって存在するのが特徴的である。馬改を行っている村々はすべて高島藩領内の村である。また、これらの文書の取りまとめとして三井新吉の名が登場することから、三井家は、幕末期の高島藩において馬改の役に関係していたと思われるが、詳細は不明である。この他に、表上町若者組に関わる史料が数点みられる。これらは名簿が大半をしめるが、慶応2年(1866)から明治22年(1889)までの城下町の若者の組織構成の一端をうかがい知ることができる。さらに、明治32年(1899)の長男欣蔵誕生に関わる諸行事等を記録した史料(史料番号17)があり、当時の様子を知ることができる。
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