田中煕収集文書(松代藩政文書)

詳細情報
資料No 県立長野図書館移管文書〔10〕/10-11
目録巻数 2
地域 県立長野図書館移管文書
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田中熈収集文書は、県立長野図書館から当館に移管された文書である。関西大学名誉教授文学博士の田中熈氏は、明治34(1901)年福井県に生まれ、大正15(1926)年京都帝国大学哲学科を卒業、台北大学助教授、関西大学教授、西山短期大学教授を歴任した。専攻は倫理学で、主な著書に『マクス・シェーラー』、『倫理ノート』」がある。昭和34(1959)年に83歳で亡くなっている。同氏が収集した文書に松代藩関係資料が多かったことから県立長野図書館に寄贈されることになった。
1 松代藩関係資料のうち、支配関係は年代的には江戸後期から明治初期におよび、松代藩重役に関係する帳簿が多い。土地、租税、町村政、戸口関係は埴科郡新田村の村方文書が多い。
2 羽田家関係資料は、松代の製糸場六工社々員(出資者)羽田桂之進旧蔵の文書で、明治期から大正期にかけての資料が多く、六工社関係の文書や蚕糸業関係の文書を含む。
3 諏訪郡及び山梨県の明治期村政関係資料は、諏訪郡下諏訪村(現下諏訪町)と山梨県北都留郡広里村(現大月市)の村政関係文書である。
4 遠藤家関係資料は、幕末から明治期にかけて京都に在住した遠藤家の私文書である。田中熈氏との関係については不明である。

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