小県郡和田宿原組長井家文書
資料No | 小県〔1〕/1-25 |
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地域 | 小県 |
古文書 | 本文書は、長野県立歴史館が上條信彦氏から令和5年(2023年)に同氏収集の史資料を寄託されたものの一部である。 和田宿(現長和町和田)は、中仙道の宿駅で、和田峠を越えて下諏訪宿まで2里、長窪宿まで2里の距離にあった。天保14年(1843年)には宿高1,115石あまりで人口522人、本陣1・脇本陣2軒、旅籠28軒を数えた。本文書にも出てくる信定寺・菩薩寺は宿泊の足りない際には宿泊場所となっていた。 本文書群は、原組与五右衛門家に伝来したものと思われ、近世後期には長井姓を名乗ったことがわかる。文書は83点であるが、いずれも横帳で、寺院の屋根吹替や講の積み立てなどの帳簿類が多くを占める。 |
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