小県郡辰口村飯島家文書

詳細情報
資料No 小県〔1〕/1-24
地域 小県
古文書

本文書は、長野県立歴史館が2021(令和3)年度に上條信彦氏から同氏収集の史資料を寄託されたものの一部で50点の文書群である。

 辰口村(たつのくち 現上田市丸子字東内)は、内村川を隔てて東を上丸子村、西を和子村、南を山を隔てて腰越村、北を御嶽堂村に接する。村内を御射山峠を越える古道が通じている交通の要衝である。寛永元年(1624)には小諸藩領であったが天和2年(1682)に坂城領、宝永元年(1704)中之条代官管轄となった天領である。享保年間には戸数82軒、村民356名を数えた。明治9年(1886)に合併し東内村となる。

 本文書群は、辰口村名主源五右衛門家に関わる文書が中心で、明治期には飯島姓を名乗った。文書は50点であるが、周辺諸村名主の連署のある訴状などが中心である。

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