宮入芳春資料
資料No | G-64 |
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資料内容 | 郷土史家の長野県史刊行会(1966-1992)における長野県史関係資料など、県史編さんに関わる資料群 |
解題 | 宮入芳春資料は、郷土史家故宮入芳春氏(1913.1.2-1984.6.30)が委員(更級地方委員)として関わった、長野県史刊行会(1966-1992)における長野県史関係資料など、県史編さんに関わる講座・講演、研究・調査等の158点の資料群である。宮入氏の妻・宮入かつ江氏から平成8年(1996年)に、『信濃史料』や雑誌『信濃』等の刊行物(こちらは図書資料として受贈・配架)と共に寄贈された。 宮入芳春氏は、更級郡布施村(現長野市篠ノ井布施高田)に生まれ、長野県師範学校を卒業の後、戦前は尋常高等小学校、国民学校の訓導として、戦後は小・中学校の教諭・校長として奉職した。昭和45年(1970年)3月で中学校校長を退職した後、上小教育事務所社会教育指導員等を経て、昭和48年(1973年)から更級埴科地方誌編集委員、昭和51年(1976年)4月より同委員長を務め、長野県史編纂委員長の一志茂樹氏(1893-1985)との知遇により、信濃史学会役員や、県史地方委員(更級地方)等を歴任した(参考『千曲―郷土の研究―』第44号、1985年2月)。 資料群には、長野県史刊行会における長野県史編さんに関わる会議資料、原稿なども含まれ、メモなどが書き入れられている。編さん・修史過程を知る上でも貴重な資料群である。 資料群の構成は、長野県史関係資料56点、講座・講演・史学会・研究会関係資料21点、研究調査関係資料9点、民俗調査関係資料3点、考古関係資料2点、各種原稿資料20点、各種編纂項目資料30点、各種資料17点である。 |
登録年度 | 2025 |
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