生糸製のユニフォーム、展示しています!
諏訪蚕糸学校(現岡谷工業高校)野球部は1929年12月25日から翌年1月18日まで台湾遠征を行い、全勝優勝のカップを手に帰国しました。この大遠征を支えたのが地元の製糸業者です。遠征で着用した生糸製ユニフォームはその象徴といえます。諏訪蚕糸学校はこの1930年、夏の甲子園大会でみごと準優勝を果たしました。大正から昭和初期にかけて全国屈指の強さを誇った信州の中等学校野球は、蚕糸業に支えられた側面があったのです。
夏季企画展「信州の野球史」(8月18日(日曜日)まで開催中)では、本資料をはじめとする諏訪蚕糸学校関連資料などが展示されています。