大盛況!「県立歴史館・KOAの日」の魅力に迫る

はじめに:熱気に包まれた特別な一日

手作りのプラ板マスコットを手に、子供たちの笑顔が弾けました。

冬の静けさに包まれるはずの1月、歴史館がこれほどまでの熱気に満ち溢れるとは、私達スタッフにとっても大きな驚きでした。令和7118日に開催された無料開放デー「県立歴史館・KOAの日」は、1213もの皆様にご来場いただき、前年度の770名を大幅に上回る大盛況のうちに幕を閉じました。

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  1. 「県立歴史館・KOAの日」とは?地域文化を育むパートナーシップ

企業と文化施設が手を取り合うことは、単なる資金提供に留まらない、新しい形の社会貢献を生み出します。地域社会の活性化と文化振興という共通の目標に向かって協力することで、双方の価値を高め、地域住民に豊かな体験を提供する戦略的な取り組みとなります。

「県立歴史館・KOAの日」は、まさにこの理念を体現したイベントです。当館とKOA株式会社様との間で交わされた覚書には、パートナーシップの目的が「県民の教養及び文化振興に寄与すること」と記されています。この共通の目的のもと、KOA様から寄せられたご寄付を元に入館無料日を設定し、歴史や文化に気軽に触れていただく機会を創出しています。これは単なる無料開放日ではなく、地域と共に文化を育むという深い理念に基づいた協働事業なのです。

このパートナーシップが、具体的にどのような価値を来場者の皆様にもたらしたのか。次に、世代を超えてお楽しみいただいた多彩なイベントの様子をご紹介します。

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  1. 世代を超えて楽しむ!イベントハイライト

今回の「県立歴史館・KOAの日」では、小さなお子様連れのご家族から、歴史を深く探究したい専門家の方まで、あらゆる来場者層の知的好奇心に応えるべく、多彩なプログラムを企画しました。すべての人が自分なりの楽しみ方を見つけられるよう設計されたイベントは、当館が目指す「開かれた学びの場」を象徴するものです。

2.1. ファミリーで楽しむ体験イベント

五感を使って歴史に親しむこれらのイベントは、学びの楽しさを伝え、家族の絆を深める貴重な機会となりました。

  • プラ板マスコット作り 当館のオリジナルキャラクターなどの絵に思い思いの色を塗り、オーブントースターで熱すると、世界に一つだけのキーホルダーが完成します。子供たちは目を輝かせながら制作に夢中になり、完成したマスコットを誇らしげに眺めていました。
  • 縄文人になろう! 常設展示室の一角では、縄文時代の貫頭衣を身にまとい、本物の縄文土器に触れることができるユニークな体験コーナーを設置。古代人の暮らしに思いを馳せながら記念撮影をするご家族の姿が多く見られ、忘れられない思い出作りに貢献しました。

2.2. 歴史ファンの知的好奇心を満たす企画

一方で、より専門的な学びを求める来場者の皆様にもご満足いただけるよう、学術的な深みのある企画も実施しました。展示品を前にした専門家の解説は、歴史への理解を一層深めるきっかけとなりました。

  • 冬季企画展とギャラリートーク 当日は、冬季企画展「霊場小菅~飯山の遺産と文化~」を開催中。1230分からは担当学芸員によるギャラリートークが行われ、実際の展示物を前にして小菅の魅力について、詳しく解説しました。多くの来場者が熱心に耳を傾け、展示への理解を深めていました
  • 笹本正治特別館長による講演会 午後には、当館の笹本正治特別館長が「小菅の魅力」と題して講演会を行いました。小菅の山伏によるホラ貝の音も披露され、講堂は満席の大盛況に。近世の小菅のイメージが、実は中世のみならず近世のその時代においても絵図と実際の光景は違うのではないかという内容は、参加者に歴史の「真実」に触れる興奮と知的な刺激を与えました。

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  1. 参加者の声:皆様から寄せられた温かいメッセージ

イベントの本当の価値は、参加された皆様一人ひとりの心の中に生まれます。講演会終了後に実施したアンケートには、私たちの活動を力強く後押ししてくださる、数多くの温かいメッセージが寄せられました。ここでその一部をご紹介します。

  • 「自然の中の音・風・水・あの世。新年に新しいことを知ることができました。」
  • 「地域文化をもっと大切に。知ることが大事だと思いました。小菅の良さをあらた めて知ることができました。」
  • 「昨年小菅神社まで行きました。仁王門~鳥居~奥社への参道が戸隠とはまた違って昔を偲ばれてよかったです。」

これらの心のこもったメッセージは、スタッフ一同にとって何よりの励みとなります。皆様からいただいたエネルギーを力に変え、次回の企画・運営に活かしてまいります。

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おわりに:来年もまた、歴史館でお会いしましょう

この素晴らしい機会をご提供くださったKOA株式会社様に心より御礼申し上げます。そして何よりも、当日ご来場いただき、たくさんの笑顔と活気で館内を満たしてくださった全ての皆様に、深く感謝いたします。

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